中野富士見町駅を降りて、富士見橋から神田川を見下ろしました。
埼玉県朝霞市のコミュニティFM
「すまいるエフエム」さんに、
「大空なんだの四方山話」という番組があります。
電波の届く範囲だけでなく、ポッドキャスト等でも聴くことができます。
すまいるエフエム・ホームページ
http://fm767.net/
大空なんだの四方山話・ホームページ
http://fm767.net/podcast/introduce/119
大空なんださんのヤフーブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/oozora_nanda
この番組では、「文芸投稿」の回が月一回あり、
俳句、川柳、短歌や詩、エッセイなどを募集しています。
にこにこくんは、過去10回詩を投稿し、採用していただきました。
今回は「川」というテーマだったので、
まず、次のような川柳を投稿しました。
川の字に 眠るカッパの 川流れ
なんださんとちゃいさんに、喜んでいただけて、何より♪
続いて、次のような詩のメールを送りました。
「川は命」
山の上に落ちた一滴の雨粒
それがやがて大きな川となり
海へとそそがれる
一滴の雨粒が落ちたところを頂点
河口を底辺とすると
川は二等辺三角形としてあらわす事ができる
海へ注がれた川の水は
太陽エネルギーによって蒸発し
それは雨雲になり
山の上に雨を降らす
その雨の一滴が
やがて川となり
再び海へそそがれる
川の水は頂点、底辺、頂点と移動する
二等辺三角形の底辺は頂点でもある
始まりは終わり
終わりは始まり
川はクラインの壺としてあらわす事ができる
山の上に落ちた雨粒は蒸留水
純粋なH2O
それが植物の光合成の原料となり
生長した植物は
動物の栄養源となる
それら動植物はやがて有機物となり
川はそれを受け止め
栄養の豊かな水になる
その水は海産物の栄養源となり
豊かな漁場が生まれる
純粋なH2Oは川をくだる間に命のもととなり
その命はほかの命の栄養源となる
この複雑で豊かな命の循環システムは
山の頂点に落ちた一滴の雨粒から生まれる
ゼロから無限大の命を生み出す
重要なバイパスが川なのだ
われわれの体の中を循環する血液も
ひとつの川である
川とは命なのだ
その川はほかの川ともつながり
命のチェーンを作っている
体の中の水分は
体の外の水分でもあるのだ
中でもあり、同時に外でもある
それはクラインの壺である
一つの命はすべての命とつながっている
川という命の広場は
私たちの中にもそそがれている
私たちも
川なのだ
何となく、「クラインの壺」という言葉が
わかりにくいかもしれないと思い、
補足コメントをつけました。
クラインの壺とは、メビウスの輪とともに
算数の時間で学ぶ、不思議な図形です。
壺の注ぎ口の部分が伸びて、
壺の底につながっているのです。
そのため、底でもありてっぺんでもある、
終わりでもあり始まりでもある、
中でもあり外でもある、そんな図形です。
http://fm767.net/podcast/onair/8521
俳句、川柳、短歌、詩の順に読まれ、
にこにこくんの川柳と詩も読まれました。
なんださん、ちゃいさん、ありがとうございます!
他の方々の作品もとても素敵でした。
音乃さんやままデえりすさん、フェアリーさん、ヤヌーさんなど、
にこにこくんのブログ友さんも投稿していました。
番組に投稿するのって、楽しいですよ。
よろしかったら、皆さんも投稿してみませんか?
次回のテーマは「かたつむり」です。
宛先は、
nanda@fm767.net
もしくは、上記の大空なんださんのヤフーブログまで。
じゃーねー!(*^▽^*)/