にこにこくんの、のんびり日記

おもに演劇や映画の観劇レポや、作った料理などを掲載します。

2016年09月

久々にYouTubeの曲紹介です。
Scott & Rivers 『Doo Wop feat.キヨサク(MONGOL800)』です。
爽やかで、浮遊感があって、心地よいです♪

先週19日(月)は敬老の日でした。
ブログ友のじんさんが予測した通り、
にこにこくんは、両親に和菓子をプレゼントしました。

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「なごみの米屋(よねや)」の和菓子詰め合わせセットです。
両親それぞれに同じものを1個ずつプレゼントしました。
中身は今までにもご紹介した
ぴーなっつ最中やきんつばなどの詰め合わせです。
両親は喜んでくれました。
早速袋を開けて、私にもおすそ分けをしてくれました。
ハッピーな敬老の日でした。

じゃーねー!(*^▽^*)/

埼玉県朝霞市のコミュニティFM
「すまいるエフエム」さんに、
「大空なんだの四方山話」という番組があります。
電波の届く範囲だけでなく、
ポッドキャスト等で、全国、全世界どこからでも
いつでも無料で聴くことができます。
もちろん、皆さんも聴くことができます。
難しい手続き・操作は必要ありません。

この番組では、「文芸投稿」の回が月1回あり、
俳句、川柳、短歌、つぶやき、詩、エッセイなどを募集しています。
にこにこくんは、28回目の今回の投稿も採用していただきました。
今回は「椅子」というテーマでした。
そこで、今回は詩を投稿しました。

「立ち上がる椅子」

ぼくは車輪のついた椅子
周りの椅子仲間は四本足
どこにも進めない四本足
ぼくだけが車椅子
ご主人様と一緒に
どこへでも行けるんだ

仲間たちのご主人様は自由に歩ける
ぼくのご主人様は歩くことができない
だけど、ぼくがご主人様の足なんだ
ぼくがいるから、ご主人様は不自由なんかじゃない!
それに、ご主人様の心はとても自由
足が動かなくても心が動いている
ご主人様の心がぼくを動かしている
ご主人様とぼくは一心同体だ!

そんなぼくたちを見て
椅子仲間たちがざわめき出した
俺たちにはなぜ四本の足があるんだ
なぜ人間たちの尻に敷かれるんだ
人間たちは俺たちに
どんなつもりで座っているんだ?
もしかして、何も考えていないんじゃないか?
俺たちは今、気づいた
何もわかっていないことに

いや、ぼくは今、わかったぞ
歩けないご主人様
車輪のついたぼく
二本足の人間たち
四本足の椅子たち
座る者と座られる物
みんな立場が違う
だけどそれでも
ぼくたちはつながることができる
異なる分子と分子が足を出し合ってつながり
新しい化合物になるように
ぼくたちの関係には無限の可能性があるんだ
そのために、ぼくたち椅子には足があるんだ

さあ、ぼくは今から、
ご主人様と一緒に空を飛ぶよ
翼の生えた車椅子
虹の向こうに出発だ
カラカラ回る車輪は糸車
虹色に染まった糸が織りなすストーリー
座るための椅子が
今立ち上がった!

コメントをつけました。
矢野絢子(やのじゅんこ)さんというシンガーソングライターがいます。彼女の作った「ニーナ」という長い曲は、旅をする椅子の切なくも幸せな物語です。何度聴いても泣けてしまいます。私も動かない椅子に旅をさせたいなと思っているうちに、「ニーナ」とはまるで違うストーリーが思い浮かびました。

放送が9月25日(日)にありました。
なんださんの顔写真の右にある
再生ボタンを押してお聴きください。

にこにこくんの作品も読まれました。
なんださん、ちゃいさん、ありがとうございます!
他の方々の作品もとても素敵で、おもしろかったです。
にこにこくんのブログ友さんも大勢投稿していました。
次回のテーマが決まったらお知らせいたしますので、
ぜひ皆さんもお気軽にご投稿ください!

追伸
「ニーナ」はYouTubeでも聴くことができます。
長い曲なので、2つに分けているものもあります。
映像の下に歌詞も書いてあります。

じゃーねー!(*^▽^*)/

9月9日(金)19時と10日(土)14時、
東京都中野の多目的スペース「nakano f」2Fで行われた
ぷろじぇくと☆ぷらねっとの番外公演
「T for T」を観てきました。

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「nakano f」はパフォーマンスやパーティなど
いろんなことに使えるスペースで、キッチンもあり、
普通の劇場というより、まるでカフェのようです。
以前、ぷろじぇくと☆ぷらねっとは「小公演」と題して、
喫茶店ドトールで芝居をしたことがあります。

今回の「T for T」もその時同様、
客席と舞台が溶け合い、
観客と役者の垣根が曖昧になる趣向でした。
そして、ドトール公演で生バイオリンの演奏が演出効果を高めたように、
今回の公演では歌姫・月桃さちこさんの生歌がふんだんに使われていました。
作者・日疋士郎さんの現代詩もたっぷり使われていました。
客席が舞台でもあり、観客が役者でもあること、
音楽や詩がストレートプレイの演劇と混ざり合うことなど、
この番外公演は次につながる意欲的な実験作となりました。

話は、カフェを舞台に、
複数の人たちのラブストーリーが交互に展開していきます。

例えばある若い男は、
ある場面では金の力にものを言わせて、
金がどうしても必要な一人の女性を心身ともに苦しめることが快感で、
それによって精神の均衡を保っている様子です。
しかし、別の場面では親から受け継いだ高い教養を持つ若者として、
美しい歌姫と純愛を育んでいきます。
その過程でついに男は自分の抱える闇におののくようになり、
自分を責め立てます。
歌姫はそんな彼を救おうとします。
果たして男は歌姫によって救われるのでしょうか。
彼に傷つけられながらお金を得てきた女性はどうなるのでしょうか。

この他にも、さまざまな人物が登場し、
たやすくはほどけない、
絡み合った糸のようなラブストーリーが展開します。

自分が女性であることに強い違和感を抱く女性は、
何とかして同一性を手に入れようとします。
それは、自分の心をズタズタに傷つけることになります。

夫に満足しながら、それだけでは足りないと、
自分の欲望を肯定し、平然と別の男をもてあそぶ女性は、
自分に思いを寄せる男の恋心を軽く笑い飛ばします。
そして、首を絞められなければ、
快感が得られないようになっていきます。

不器用でリアリティのない愛の言葉しか話せない男は、
永遠に完成しない小説を書き続けながら、
「これが完成したら世界が変わる」と笑みを浮かべます。
報われない時間が過ぎていきます。

巧妙な暴力の罠や性の欲望などのさまざまな暗黒の世界、
一筋縄では答えが出せないジェンダーの問題が
永遠に形を変える立体の鏡のパズルのように、
周りを映し出しながら展開します。
そして、
全てを優しく包み込むような歌姫の歌声、
言葉とは音楽なのだと思わせるような豊かなレトリックの詩、
その色を見るだけで心が落ち着くようなお茶、
これらが鏡のパズルに映し出される闇を
あっという間に鮮やかな色彩へと変えていきます。
その展開の見事さ!

世の中は幸せだけでできているわけでもなく、
人間の性(さが)はどこまでも深い。
それでもこの世はさまざまな色にあふれている。
性のつながりは時として
新たな命の流れを生み出すけれど、
だからと言って、
それを生まない性のつながりは、
決して命のチェーンを断ち切るものではない。
実は、命とは、
見えない色が
複雑に織りなす世界によってもたらされるもの。
単純に二人の異性同士の行為だけで、
生み出すものではないのだ。
一つの新しい命に関わっているのは、
実はこの世の全てなのだ。
性は生でもあり、死でもある。
真実でもあり、擬似でもある。
過去も未来も現在も、
命に関わる全てを抱きとめよう。
それらは全て一枚のキャンバスに描かれた世界の
一つの要素なのだから。

そんなことを感じました。
「触れられたくない」と、
人が思っていることにあえて触れながら、
不快な気持ちにはさせない、
むしろ爽やかな喜びをもたらしてくれる、
素敵な舞台でした。
人の営みを芸術に昇華させるとは、
まさにこのことだと思いました。

芝居が終わった後、
ゲストを招いたアフタートークがあり、
劇中で使われたお茶もふるまわれました。
これも楽しい試みでした。
劇中のお茶を飲むことで、
またここで、劇と現実が溶け込みました。
劇の世界から現実の私たちに、
バトンを渡されたような気分になりました。

じゃーねー!(*^▽^*)/

引き続き、浅草サンバカーニバルの模様です。

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皆さん素敵なのですが、
強烈なキャラクターの方々もいっぱいいました。
かもし出される人間味って、いいですね。

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「私を見るのよ!」
「さあ、撮りなさい!」
「これがサンバよ!」

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ローラーブレードで疾走するイケメンたちもいました。

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サンバに合わせてカポエイラを披露する人もいました。
カポエイラとは、武術の稽古を禁じられ、
手に鎖をつながれた奴隷たちが、
ダンスと称して、手を使わずに逆立ち蹴りの練習をしたのが起源の、
ブラジルの舞踊武術です。

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サンバはブラジルだから、サッカーボールがサンバをします。
つるにゃんさんもブログでおっしゃっていましたが、
この浅草に出ている人たちは、
何回ものオーディションを受けて選ばれた方々です。
競技部門もあり、皆さん真剣です。
それぞれテーマを決めて踊りを構築しているのです。
テーマを考え、おもしろくアイデアを膨らませて、
衣装や舞台装置を作り、振り付けを決めて稽古に励む。
そして本番!スゴいことです!

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小さな子どもと大人が一緒になって練習した成果。
あっという間に終わってしまうけど、
その一瞬には長い練習の時間が詰まっています。

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カーニバルは日本語に訳すと「謝肉祭」。
このチームは食肉となった動物たちへの感謝の念を込めて
作品を練り上げていました。

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食べた命がエネルギーとなって、踊りへと昇華していきます。

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「ありがとう」の気持ちがストレートに表されています。

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もはや踊りというより、仮装行列になっている人たちもいて、
それはそれで楽しいです。

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「エビフライ、パッカーン!」
「お弁当、あざ~~す!」
「私が食ってやる!」

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ピザやナポリタンも踊りまくります。
ナポリにはない、日本生まれのパスタ、ナポリタン。
そのナポリタンが日本の浅草でブラジルのサンバを踊ります。

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羽根がふわふわ、イエローパワー!

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カーニバルは大盛り上がりです。

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「かかれーーっ!」

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「なぬ~~っ!?」

この日は、雨が降ったり止んだり。
私のカメラではレンズが雨粒を避けられないので、
撮影はここまでにしました。
この後も素晴らしいチームがたくさん登場しました。
よかったら、つるにゃんさんのブログでお楽しみください。

とても楽しいサンバカーニバルでした。
つるにゃんさん、ありがとうございました!
皆さんもご覧いただき、ありがとうございました!
じゃーねー!(*^▽^*)/

(ちなみに、「祭り」と「花」の書庫を作りました)

以前、浅草に出かけたら偶然、
浅草サンバカーニバルに遭遇したことがありました。
あれから7年経ちましたが、
それ以来このお祭りを観る機会はありませんでした。

8月27日(土)、ブログ友達のつるにゃんさんに誘われて、
久々に浅草サンバカーニバルを観に行きました。
同じくブログ友達のままデえりすさんも
つるにゃんさんに誘われて参加です。
つるにゃんさんは奥様とご一緒でした。
とてもお似合いの素敵なカップルでした。

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地元、台東区立田原小学校のバンド・フラッグ隊です。
サンバではなく、爽やかな行進曲でした。
つるにゃんさんのおかげで特設招待席で観ることができます。
座って目の前でたっぷり楽しめます。うれしいです。

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同じく地元、浅草小学校の子どもたちです。
黄色のバンダナはブラジルを意識しているのでしょうか?
元気な子どもたちでした。

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おお!これはなんだ?イエローパワーのシマウマです。
こんな色のシマウマ、見たことありません。
トラ?トラウマ?ウマトラ?ウマトラマン?

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外国人観光客に人気が高いレストランとして、
マスコミでも時々取り上げられる
「ロボットレストラン」のサンバチームです。
衣装も舞台装置もすごく力が入っています。

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カーニバルの魅力って、
「混沌(カオス)」としたところだと思うのですが、
このチームはそれを見事に表現しています。

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踊りもそうですが、
どのチームも皆さん、笑顔がはじけています。

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まさに「色彩のお祭り」です。

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皆さん、馬になっています。馬サンバです。

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サンバフェスティバルらしい衣装と踊りの皆さんが登場しました。

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ドスコイのリズム隊も派手派手です。

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どでかい太鼓で観客の度肝を抜きます。
歌舞伎とサンバの融合といった感じです。

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都会の中に突如現れた異空間、
私たちをどこへ連れていくのでしょうか。

「A.E.S. UNIDOS DO URBANA」チームが登場しました。

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バンザーイ!
いいえ!万歳はこうやるのよ!バンザーーーイ!!

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花びらを逆さまにしたような衣装で可憐に踊ります。

続いて、カンタ・ブラジル行進部です。

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行進って、すでに酔っ払っているのではありませんか?
後ろを歩く子どもたちが呆れています。

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「G.R.E.S. FESTANCA」チームです。
オレンジ色が基調となっているみたいです。

浅草サンバカーニバル、楽しいです!
じゃーねー!(*^▽^*)/

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