にこにこくんの、のんびり日記

おもに演劇や映画の観劇レポや、作った料理などを掲載します。

2019年01月

私の書いた原稿が、日本食糧新聞社の食のサイト「たべぷろ」に掲載されました。昨年4月から始まった連載の19回目です。毎月2本掲載されます。


今回は、節約になる安価な鶏レバーをカレーにしておいしくいただく簡単レシピを紹介しました。大人用と子供用の両方を取り分けて作ります。いかがでしょう。簡単なので、ぜひお試しください。

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じゃーねー!(*^▽^*)/

1月17日から29日まで参宮橋トランスミッションで上演していた劇団やりたかったの第12回公演「ねえ、お化粧して首に境目できてるよ」を観ました。

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喪服姿の四人姉妹。母の葬儀を済ませ、自宅に戻ってきたところから物語は始まります。ユーモアの大切さを説き、「人生は喜劇だよ」が口癖の、町の名物おばさんだった母。しかし、その母に対する受け止め方は四姉妹それぞれ。とくに東京で役者として生きることを目指し家を飛び出した三女うめこの心境は複雑で、母は自分に理解がなかったと思っています。ですが、他の姉妹たちは、母のうめこに対する思いを知っていました。

いつも控えめな長女めぐみ、露骨なほどフェロモンを出しまくってモテまくる次女きょうこ、夢を追いかける三女うめこ、やることなすことすっとこどっこいな四女さくら。キャラクターの濃い四姉妹が母のいなくなった家で繰り広げるドタバタを、この舞台は描きます。まずは葬儀のあと帰宅したら塩がなく、近所から四女さくらがきちんと塩を借りてくるまでの間の、狭い玄関口での言い争いから物語は始まります。そして、長女めぐみが出会い系アプリで高校生と恋人になり、その彼が家を訪問したり、その彼に次女きょうこが色目を使ったりします。すると、なぜか四姉妹全員の恋人を家に集めることが決定。三女うめこは見栄を張って恋人がいると言ってしまったけれど実はおらず、やむなく劇団の作・演出家に恋人のフリをしてもらうことに。ところがこの作・演出家が突拍子のない男で、舞台は奇妙奇天烈な世界に進んでいきます。

今回もいつもながらのリアルなのにへんてこな脚本と、どこまでがアドリブなのかわからない独特な演技が相まって、笑いながらその劇空間に惹き込まれていきました。笑わせたり感動させたりするために計算して作られた脚本・演技というより、人間を描いていたらいつの間にかこんな風になっちゃったという感じなのでしょうか。建築物のようにきちんと設計して作り上げる演劇もありますが、この劇団の芝居は有機的に生まれる演劇というか、自然成長的というか、無軌道な魅力があります。次にどんなセリフが来るのか、どんなシーンが続くのか、まったく予想のつかないおもしろさがあるのです。着眼点のユニークさは、この芝居のへんてこなタイトルを見てもおわかりかと思います。

楽しい舞台でした。次回も楽しみです。

じゃーねー!(*^▽^*)/

中板橋の新生館スタジオで、ペルソナ第18回公演「賢治さん…其ノ弐」(1/24~27)を観ました。

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宮沢賢治の「ひのきとひなげし」「まなづるとダァリヤ」「おきなぐさ」「鳥箱先生とフゥねずみ」「猫の事務所」などの名作短編小説や詩を、オムニバス形式で構成した作品です。

前作「賢治さん…」が好評だったことから、作品の中身を変えて「其ノ弐」として上演することになったのです。

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シルエットの宮沢賢治から本をバトンタッチされた者が本を朗読し、演者たちがそれに合わせて演技をするという形式でした。朗読者は一遍の作品を読み終わると次の朗読者にバトンタッチし、最後の朗読者がシルエットの宮沢賢治に本を返し、物語は終わります。

アカペラの生コーラスはありますが、スピーカーから音楽が流れるようなことはなく、その分、声と動きが音楽のようなリズム感を生み出しています。

宮沢賢治の描く厳しい現実と不条理さ、不可思議さ、それを包み込む温かな優しさ。それらが相まった世界観が、演者たちによって生き生きと演じられます。若手からベテランまでいい演者たちが揃っていました。舞台美術や照明、衣装などはシンプルでミニマルな美しさがあり、この劇の世界にぴったりでした。

とても楽しめる75分間でした。

じゃーねー!(*^▽^*)/

埼玉県志木市のコミュニティFM&ネットTV放送局
「クローバーメディア」のラジオ番組
「大空なんだの四方山話」で、私の投稿した詩が読まれました。
投稿を始めてから56回目です。
月末の日曜日の放送は
リスナーの「文芸投稿」を紹介する回になっています。
今回の1月27日のテーマは「入試」でした。

タイトル「それは乳歯」

「あなた、この子、歯が生えたのよ!」
「おお、生まれたての歯、真っ白だね!」

あれから18年
両親に祝福されて
育った私の
大学受験の日がやってきた

これまでの学校で学んだ授業は
決しておもしろいものではなかった
有意義なことを学ぶというより
受験のための合格術を
学んでいるような気がした

しかし、大学では
有意義なことを
主体的に学ぶことができるという
もしそれが本当ならと
歯を食いしばって
受験勉強を積み重ねてきた

数学が苦手で
赤点をとったこともあった
「わからないことがあったら聞いてください」
という数学の先生の言葉を鵜呑みにし
放課後も職員室に押しかけ
わからないことを教えてもらった
成績が上がってくると
クラスメイトの見る目が変わった
そんなことで人間の評価を変える級友に
がっかりしたこともあった

ついにきた入試本番
体調は良好だ
午前中の試験結果には自信がある
午後は私の得意科目だ
大学の近くで買ったお弁当
先ほど食べたが
ちょっと変な味のお弁当だった
まあ、そんなことは気にせず
集中しよう

「あなた、この子、歯が生えたのよ!」
「おお、生まれたての歯、真っ白だね!」
「真珠が生えてきたみたい。大切にしなきゃね」
「これからは自分の歯で、いろんなものを食べていくんだね」

私の成長を喜んで育ててくれた親のためにも
私のこれからの人生のためにも
全力を尽くそう

以上です。かなり実話が混ざっております(笑)
39分50秒あたりから読まれます。
こちらのURLからファイルをダウンロードしてお聴きください。


じゃーねー!(*^▽^*)/

昨日のお昼、父と近所のラーメンチェーン店「幸楽苑」でラーメンと餃子をいただきました。父はここの餃子が大好物なのです。

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レジで、店員さんからこのようなチラシをいただきました。幸楽苑がこんなに攻めているお店だとは知りませんでした。インスタ映えを求める客のための企画なのでしょうか。食べ物が無駄にならないことを願ってやみません。

じゃーねー!(*^▽^*)/

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